Q
乾癬の診断はどのようにしますか?
臨床的に乾癬を考慮される患者さんであれば皮膚生検を行い確定診断していきます。
Q
乾癬の治療は何がありますか?また治すことができますか?
乾癬の治療はかなり進歩してきており、局所療法のステロイドの外用薬、活性化ビタミンD3製剤の外用薬(または混合薬)を始め、光線治療、全身療法の内服薬(オテズラ、ソーティクス等)、注射製剤である生物学的製剤(コセンティクスやイルミアなど12種類)があります。当院は乾癬分子標的薬使用承認施設になっておりこれらの薬を使って治療することが可能です。
また、完治は難しいですが、皮疹の少ない状態(寛解)は目指すことができます。
Q
乾癬はなぜ治療する必要があるのですか?
近年乾癬は生活習慣病との関連を指摘されております。乾癬が進行すると生活習慣病の悪化や関節痛の出現(関節症性乾癬)の可能性が高くなり、日常生活に支障をきたすと考えられているためです。