アレルギー検査とは
アレルギーの原因となる物質を
調べる検査のことです
この検査にはいくつかの種類がありますが、当院で行っている“特異的IgE抗体検査”についてご紹介します。
特異的IgE抗体検査はアレルゲン(アレルギーの原因となる物質のこと)が体に侵入してから比較的すぐに症状が出る“即時型アレルギー”の原因を調べることができます。
アレルゲンには種類がありますが、何に対してアレルギーが出ているのか分からない場合は代表的なアレルゲン39項目(view39)を一度に検査できるセットがおすすめです。
乳幼児や採血が苦手な方は41項目を調べる検査(ドロップスクリーン:下記に詳細あり)もあります。
アレルゲンとして代表的なものの1つとしてナッツがあります。
ナッツ類(クルミ、カシューナッツ、アーモンド、マカダミアナッツ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、ココナッツ等)は、ひとくくりにして除去をする必要はないと言われており、個別に症状の有無を確認することが必要です。ただし、カシューナッツとピスタチオ、クルミとペカンナッツの間には強い交差抗原性があり、どちらかにアレルギーがあれば、両者を除去する必要があると言われています。
クルミとカシューナッツは、アレルギー表示の推奨品目であり、表示されない場合があるため気をつける必要があります。
本来食物アレルギーの確定診断には経口負荷試験が有用ですがナッツ系は症状が強く出る可能性があり実際は経口負荷試験を行うことは難しいのが現実です。そのため当院はナッツに絞ったアレルギー検査も行っております。
ドロップスクリーン検査とは

指先からの血液1滴でOK!
30分で完了!
41項目のアレルギー検査
ドロップスクリーン検査は、指先にスタンプを押すように採血するだけで、鶏卵・牛乳・小麦・大豆・米などの食物アレルギーを含む41種類のアレルゲンを短時間で検査できる、保険適応のアレルギー検査です。痛みが少ないためお子さんや採血が苦手な方にもおすすめです。
このような方におすすめの検査です
- アレルギーの可能性があるが、
痛みをともなう検査には抵抗がある - 小さなお子さんのアレルギー傾向を
まとめて調べておきたい - 通院時間が限られるため、
短時間で結果のわかる検査をしたい - 今まで1度もアレルギー検査を受けたことがない
など
ドロップスクリーン検査の特徴

30分で結果がわかる
スピード検査
検査当日に結果をお知らせ!
従来のアレルギー検査は、結果が出るまでに約1週間ほどかかりますが、ドロップスクリーン検査ならわずか30分で完了します。その日のうちに結果がわかるため、お仕事や学校で忙しい方でも、スケジュールを気にせず受けることができます。

注射が苦手なお子さまも安心
痛みを最小限に抑えた採血
ドロップスクリーン検査は、極細の針を使用し、指先から少量の血液を採取する方法です。一般的に、針が細いほど痛みを感じにくいとされており、乳幼児でも少ない負担で検査を受けられます。

食物アレルギーを含む
41項目の
アレルゲンを
まとめてチェック!
41項目のアレルゲンを一度に検査できるため、どのアレルゲンに反応しやすいのかを短時間で知ることができます。お子さんや保護者の負担を減らし、 スムーズなアレルギー管理をサポートします。
ドロップスクリーン検査で測定できるアレルゲン

費用
(税込価格)
ドロップスクリーン検査 | 5,000円程度 ※保険適応時(3割負担) |
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※医師が保険適応と判断した場合
※子ども医療証をお持ちの方であれば助成の対象となり、無料で検査できます。
詳細はお気軽にお問い合わせください。