治療方法|あおぞら皮ふ科|日進市の皮膚科

〒470-0115 愛知県日進市折戸町笠寺山62-11

駐車場20台完備

ブログ BLOG

治療方法

塗り薬

保湿剤やステロイド外用薬など様々な種類の塗り薬を症状に合わせて処方いたします。アトピー性皮膚炎の治療では、乾燥を防ぐことが重要なためしっかりと保湿してあげることが大切です。また炎症部位には、ステロイド外用薬を処方します。最近はタクロリムス軟膏やプロトピック軟膏、JAK阻害剤軟膏(コレクチム軟膏)、PDE4阻害剤軟膏(モイゼルト軟膏)という非ステロイド外用剤も出ています。

飲み薬

抗ヒスタミン作用のある内服薬や漢方薬を用います。補助的なものでもあり、痒みをこれだけでコントロールできるものではないので外用薬との併用が必要です。その他、免疫抑制薬(プレドニン・ネオーラル等)や最近ではJAK阻害剤の飲み薬も出てきています。

注射

抗ヒスタミン作用のある注射や点滴があります。塗り薬や飲み薬では効果が期待できないような中等症、重症のアトピー性皮膚炎の場合は、皮下注射による治療方法もあります。保険適応の治療にはなりますが費用負担の大きい治療となりますので、医師が注射剤による治療が必要だと判断した場合にのみご案内させていただきます。
近年、注射製剤(抗体製剤)には、2018年に発売された、デュピクセント(抗IL-4/13受容体抗体)をはじめ、ミチーガ(抗IL・31受容体A抗体)等、新しい薬が出ております。
今後も、多くのアトピー性皮膚炎の治療薬が出てくる予定です。